今回は筒焼きと水入れの紹介です。
筒焼きとは手筒花火の外側をバーナーで焼いて細かい藁やゴミを取り除く作業です。
バーナーで焼き、ほうきで掃くことで細かい藁やゴミは取れますが少し大きなものだと焼ききれないため手作業ではさみで切っていきます。
こうしてきれいになって手筒花火は次の水入れの作業へと進みます。
水入れは逆さまに立てた手筒花火の中に水を溢れるギリギリのところまで水をいれ、少し時間を置き水の減り具合で竹に割れがないかなど確認するとともに筒の中のゴミを取り除くために行います。
このようにすべての筒を立てて水を入れていきます。
時間を置き中の水を捨てると筒のチェックをします。
安全な手筒花火をあげるために非常に重要な工程です。
中をライトで照らし、竹の節に割れがないか、虫食いがないかなどチェックをしていきます。
この水入れは後日もう一度行い、再度チェックします。