縄巻き【太】
いよいよ外観が手筒花火の形になります。縄巻き【太】の紹介です。
縄巻き【細】のあとさらに紙・南京袋を巻いた筒に一回り太い縄を巻きつけていきます。
縄巻き【細】との大きな違いは手筒花火を持つための持ち手をつけるという点です。
写真のように噴射口となる上の部分から縄を巻きつけていきます。
前回の【細】同様一番重要な頭を決めます。ここで必要なのは気合と握力と体力です。
どれだけ大変か、この写真の彼の表情を見ていただければお分かりいただけると思います。
５～７周ほど縄を巻いたところで上の持ち手となる細めの縄を入れていきます。
１周巻いたところで持ち手が抜けてしまわないように縄の間に一度かませます。
さらに５周ほど巻いたところで持ち手を作っていきます。三つ編みです。
これで上の持ち手の完成です。
ここから下の手を入れるところまでどんどん巻いていきます。
一度構えてみて下の手の位置を決めます。
下の手を入れて一度縄にかませ、一番下まで巻いていきます。
最後まで巻けたら【細】同様に麻ひもでガッチリと固定します。
最後に下の持ち手を編みます。
４本出ている下の手の内二本ずつをより合わせます。
より合わせた二本をさらにより合わせることで一本の持ち手が出来上がります。
肝心な完成した持ち手を写真に撮るのを忘れていました…
これで手筒花火の外観がほぼ完成です。
構えてみると…
どうですか？かっこいいでしょ？ｗｗ